章タイトルを「HO(ハンドアウト)いくつ」にしてみるなど。TRPGで配られるハンドアウトみたいな感じですね。
タイトルの元ネタもTRPGのハンドアウトのつもりで、「天啓」を配布された「メサイア」たちの物語というイメージです。
前日譚読まなくてもいいよ~とは書いてるけど一応前日譚を読んだ方がわかりやすいようには鳴っています。
視点が主人公の神林くんに移っているので読者が追うのは何も知らない人の視点なわけで、情報の出し方自体は神林がわかるようにはしているつもり。
この前冒頭の部分を載せた時にこんなことを書きました。
正直、主人公の神林杏(かんばやし きょう)くんが一体どうして天啓を受ける羽目になったのかは全然決めてなくって、神林くんが天啓を拒否したのに天啓騒ぎに巻き込まれるのは理由がいるんですよ。だって天啓を受けた人はCT撮って結晶ができてないとわからないから……。なのでそういう理由で無職予定にされてしまった神林くんです。
で、滅びの天啓を受けた奴は他の天啓受けた奴からちょっと引かれてるみたいな設定があったので、神林くんには天啓持ちと遭遇してもらうしかない。どのみち文科省の非常勤になるから仕事はない方が良いのだ。なお有休消化中なので厳密には掛け持ちなのだが非常勤は良いっぽい?
天啓を受けた奴はみんな考え足らずになるので(まあ騒ぎ起こさせるために洗脳してるから当たり前なんだが)、今回の被害者も、自分が職場でのミスマッチで退職したりした人で自称転職エージェントとして神林くんに近付き浪越テータに問い詰められます。
ていうか前回の教師もパワハラ受けてたな……でも、皆多かれ少なかれあると思うんだよな……。
最初に想像してたやつだと、神林くんは突然天啓を受けてぶっ倒れて国成くんたちに助けられるみたいな感じだったんですけど、それはどう考えても無理だろうなって思って普通に巻き込まれる形になりました。まあ救急車呼ぶよね。体内結晶生成設定が付いてしまったしな……。
結構神林のキャラの濃さみたいなものがわかりにくいなって言う反省点はあるんだけど、彼は割と調子に乗りやすいだろうなって言うか結構肝が据わってるよなみたいなキャラクター感はあるなと読み返して感じています。ほんのり破滅願望持ってないかこいつ。
最後わくわくしちゃうのは「そうじゃないとやってられないから」と言う精神状態ではあると思う。
でも、この破滅願望というか、首突っ込んじゃうところも天啓による変質だったら面白いよな(決めてないんかい)。
神林視点から見ると、既に相棒になっている浪越と国成なんですけど、そんな二人の出会いも読み切り版では宇宙人と地球人でしかなかったのだ、と思ってもらえたら嬉しいですね。
仮にも対策室の室長を任された国成と、一般人の神林では、実際に人間が変形したときの反応も違うとか、そういう違いは出せたと思いたいです。
一応ネタはあと3つくらいあるのでぼちぼち書いていきましょう。
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