小説を書いてて思ったことを綴る記事です。続きから本文。
ということでやっとフッテージの続きをちまちま描き始めて30,000字目標のの5,000字行ったんですが、なんていうか、構成変えたけどサクサク進むからプロットとか下書きを作っといて本当によかったな~と思いました……。
この段階でまずどんな情報を出したいのか、が全部書いてあるし、武藤が森澤に取材の内容をかいつまんで話す、という状況でも、取材先で何やったかはきっちり下書きにあるので(取材シーンも全部描写したかったから)、武藤があの時〜とか言い出してもその時何があったか全部書いてある。
過去の私、ナイス。
しかもちゃんと伏線も貼ってあった。天才か?(自画自賛していくスタイル)
・プロット
(なんだか歯切れの悪い広報。何かトラブルでもあんのかな……と思いつつ、まあ俺にはあんまり関係ないな、と思って取材を続ける武藤。持ってきたワイシャツをクリーニング店に預ける。和菓子屋で菓子とお茶をもらう。肉屋のコロッケが美味い。写真を撮ったりもする)・本文
「なんか色々大変そうですね~」
「まあね~」
「そう言えば、今取材に行ってる商店街、みたらし団子が美味い団子屋さんあるよ」こんな感じ。
武藤が梅酒のグラスを置いた。彼はライターで、最近は商店街の取材をしているらしい。
「へえ。他には?」
「惣菜屋のコロッケも美味いし」
「食べ物ばっかか」
「薬局は親切」
森澤が笑って指摘すると、武藤は肩を竦めた。「その商店街独特の売り物」となると、どうしても手作りの食べ物に偏るのは致し方ない事だろう。
「ああ、でもクリーニング出させてもらったけど、仕上げ丁寧だったな。ほんと、クリーニングなんていつぶりだろう。大峰の結婚式以来か?」
書くことさえ決まってれば早い、と言うのは自分の作業スタイルでわかっていたことなので、やっぱり資料というか、わかんないことをいかにして減らすか、あるいは避けるかが鍵になってきそうですね。
最後の手段は「フィクションなので!」ですけど。
それにしても世の創作者さんたちは皆現実が舞台の作品を書く時にどうやって調べていらっしゃるのか……。取材申し込んでるの……?
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