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創作メモ

挙動が怪しい創作者の覚書きブログ。3Lためらいなく出てくるので苦手な方はご注意。下書きカテゴリは投稿サイトにアップしたら削除しています。

夜の商店街を描く
夜の商店街に現れる謎の影を追うホラーの進捗を晒していく記事です。続きから本文。

と言うことでちまちま書き進めておりまして、30,000字予定で14,000字くらいまで行きました。半分近く。今やっと浅見が幽霊を見たところです。
ていうかこれ、登場人物の合流にめちゃくちゃ字数割いてるな……と言う気がするけどどうなんだろう……と思いつつ。
 などと考えていると、左手から誰か来た。件の人影か、と思ったが、帰り道らしいスーツの男性だった。遅くまでお疲れ様です。俺もだけど、と内心で双方を労う。革靴の音が徐々に大きくなって、また遠ざかっていく。
 次に通り掛かったのは、大声で歌いながら自転車を漕ぐ若い男性だ。浅見も帰り道に見掛ける。
これは浅見の見張りシーンで、夜中の商店街を通り抜けるモブたちの描写です。いるよね、チャリ漕ぎながら熱唱してる人。
 と、人間社会の治安に思いを馳せていると、また人影が視界の端に映った。その人影によって突然現実に引き戻されたのは理由がある。
 その人物には影がないからだ。
「──!」
 浅見は思わず身構える。息を詰めて、より低い位置から覗いた。確かに、和服を着ているらしい。背格好からして男性だろう。ただ……顔の造作がよくわからない。認識できないと言うか……? 浅見は傍らに置いていた双眼鏡を取って、覗き込んだ。
(やっぱり顔がわからんな……)
 顔が無い、というのとは違う。顔はちゃんとあるはずだ。のっぺらぼうではない。ただ……「どんな顔か」を認識することができない。人相がわからない。モザイクが掛かっているような。そんな印象を受ける。
そしてここで幽霊登場なんですが、今回の幽霊は前回の奴と違って、いわば恨みの集合体みたいな奴なんで顔が識別できないという設定です。
前回の女の人は見つけて欲しかった個人だから顔はわかるようになってるっていう違い。

この後浅見は追いかけるが見失ってしまい……という展開になります。

というところでひと段落しちゃって一回止まってるんですが、この後ターゲットを紹介されてまた見張るという、紹介と見張りの展開になります。そうか、この話って紹介されて見張る話なんだな。
何言ってんだって感じですが構成が前後編で似てるなぁと。引き出しがない……。

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