ホラー小説をどの程度書いているか、と言う進捗を壁打ちする記事です。
続きから本文。
続きから本文。
この記事でちょろっと話していたんですが、
起承転結→簡易プロット→詳細プロット→作品
と言う流れで書いていたのを、詳細プロットと作品の間に「下書き」と言う段階を入れてみよう、と思って現在下書きを書いているところです。
と言うことで今「起」を書き終わって「承」を作っている最中ですが、本文を書いている最中に生やしちゃう設定とか描写をこの時点でかなり補足することができます。
例えば、
・武藤は森澤を食事に誘う。「お前、廃ビルの幽霊騒ぎ解決したよな?」と話を持ち掛ける。これは上記で言うと「詳細プロット」にあたる情報の一節なんですが、これを「下書き」に起こすと、
・とりあえずこの前の恩もあるので話だけ聞く森澤。「警備会社に頼めば?」と言って知ってる警備会社(浅見のいるとこ)の名前を挙げたら浅見が来ることに。
(所変わって、武藤に呼び出される森澤。二人で飲み屋に入り、ビールで乾杯する。突き出しをつつきながら、話している)太字部分みたいなことがにょきっと生えてくるわけです。
「久しぶり」
「久しぶり。その後、例の警備員さんどう?」
「今のところ大丈夫みたい」
「交流あるんだ」
「まあなんとなくね」
(浅見の事も伝聞で聞いている森澤。当然浅見が頭部受傷したことも知っており、なんとなく気に掛けている。合間に雑談を挟んで料理を注文する。ビールを飲んだり、運ばれてきた唐揚げを食べたりしながら)
「それで、今日はどうしたの?」
「実は」
(かくかくしかじかと話をする武藤。森澤は段々渋面を作る)
「嫌な話だな」
(前回それで浅見が怪我したので嫌な事件だなと思っている。しかし、武藤はけろっとした顔で)
「お前結局あれ解決したんだろ?」
「俺が解決したわけじゃないって。実際の所もわからないし……」
(地の文で顛末の説明。武藤は当時聞いている)
「まあ、実際気になるなら警備会社でも頼んだら? N田セキュリティとか……って、商店だったら警備会社くらい頼んでるか」
(先日巻き込まれた警備員の務めている会社である)
「一応個人向けサービスとかあるみたい」
「へー」
(スマホで検索する武藤。覗き込む浅見。集合写真を見て、)
「この人が浅見さん」
(その表情で、思ったより親しいと言うことを感じる武藤)
「まあ、依頼してる警備会社に来てもらったらどうかって聞いてみる」
なおこのシーンはオレンジがかった電灯の店で壁際の二人がけの席で撮影(?)されています。
ちょっと時間なくてやっと承に着手した、みたいな感じです。
ちなみに、ごく稀にたまに飲みに行く、程度の関係で、前作から短くても半年程度しか経っていないくらいのイメージなので、会っても2回くらいでは……? とわたくしは思っております。
実際こういう特殊な経緯で知り合った男2人ってどれくらいの頻度で会うもんなんでしょうね(特殊すぎる)。
という感じで、この書き方は結構良いのかもしれない……?
とは言え、ここからまた本編を書いていくにあたって追加で設定とかシーンが生えていくのでしょう。人間は思いつきの生き物。
今週後半がちょっと時間できそうだからその間に進められると良いな。
PR
コメント