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なくてななほし

挙動が怪しい創作者の覚書きブログ。3Lためらいなく出てくるので苦手な方はご注意。下書きカテゴリは投稿サイトにアップしたら削除しています。

魔女の設定を見直す
現代ファンタジー+BLを作る記事です。
続きからあれこれ。

という訳で年を跨いだ前回は大枠の設定とプロットを決めたところで終わっていました。
で、そろそろ続きやんなきゃな〜と改めて考えていたのですが、なんかしっくりこないなと。なんでしっくりこないんだろう。ずっとやりたいと思っていた設定なのに。なので自分がしっくりこない理由をよくよく突き詰めて考えたところ、

私がやりたいのって心の可視化なんだよな。

というところに落ちつきました。
なんのこっちゃ、という話ですが、この話で核になるのは主人公の「切り離した心が盗まれる」下りです。
元々、精神性が現れるアイテム系が好きで、それをやりたいと思っていたのです。これはあなたの心をあらわした眼鏡……ほらピンクなBLを求めてるからレンズがピンク色でしょ……(なんのこっちゃ)。

なのでなんか他に取ってつけたような魔女要素はむしろ余分で、この魔女は最初から「街に潜むトラブルの元になった巨大感情を取り出す」という路線でいけば良かった訳です。

なのでもう一度この設定を中心に据えて設定とプロットを作り直してみようと思います。
改めて過去記事見るとすごい迷走してるな。なんか、やりたいことできない感がすごい。
作ってあるプロットがこちら。
  • まずは序章。ここで真尋の心の一部が何者(直久です)かに盗まれる。
  • 五年後。蒼が登場する。彼は自分の繊細すぎる心が嫌になったので封じて欲しいのだと言う。それはほいほいとやるもんじゃないんだと言う真尋は、彼を弟子として取ることに決める。序盤はまだ距離のある二人。久藤が間に入って取りなしている。修行と言うことで色々と付き合わせる神波。怖い人だなぁと思いつつもパワハラはされないのでついていく蒼(2~3話分)。
  • 徐々に蒼が真尋周辺に馴染んでいく。この辺で久藤が「魔女が心を切り離す理由」について説明する。うっかりで、さらっと「真尋の心はそんなになかった」みたいなことを言う(そんなもん先代魔女と本人しか見てないはず)。ラストで「あ! そう言えばあの時!」ってなる。1の延長で距離はありつつもちょっとずつ慣れていくターン。(1話くらい)
  • 実は心がどっか行っちゃって不安な真尋が蒼にだけその胸の内を吐露する。その時に恋に落ちる蒼(この時は無自覚)。あゆみさん(先代魔女)に話を聞こうかな~とか思ってる(1~2話)。
  • 真相に辿り付く。多分あゆみさんあたりに「切り離した心は先代魔女と本人しか見られないからね~」みたいなことを聞かされて「エッ」てなる。「瓶の大きさで当たりはつくでしょうけど」
    久藤から真尋の心を取り返そうとするが、業者のツテで色々飛び道具(変わり種的な意味で)を持っているためボコボコにされる蒼。最終的に取り返して窃盗の罪で警察へ。あとで千人委員にもかける。
    「どうして私の為にそこまで?」
    「あなたのことが好きだから。今は応えてくれなくても良い。いつか返事を聞かせてください」みたいな感じで終わる。(前後編の1~2話)
これを見直していきます。
何なら真尋は既に魔女業やってて、そこに蒼くんが転がり込んできてそのどさくさに紛れて直久が真尋の心を盗っちゃうとかでもいいか。
と言うか魔女じゃなくて、日本の術師としての「陰陽師」とかでも良いのかな……とも思ったのですが、やっぱり日本において魔女って、本場西洋で言うやばい異端と言うよりも「ちょっと風変わりだけど魅力的、けどメインの集団からは距離を置いている」みたいなニュアンスがあると思うんですね。魔法使いだとオタク界隈だとまた違う意味が生じていることがあるので……。
まあ今まで女性しかいなくて真尋が初めての男性魔女なのかもしれない。
とりあえずどう呼ぶかについては色々と気にしないと行けないことがあるのでもうちょっと考えます。「心師(しんし)」とかでも良いか?

それはさておき改めてプロットを考えるとするなら、
  • 既に魔女としてトラブルの元となる巨大感情的な心を取り出して瓶に入れてしまってある真尋。方々の巨大感情事件を解決しているところに蒼が転がり込んでくる。彼は自分の繊細すぎる心が嫌になったので封じて欲しいのだと言う。それはほいほいとやるもんじゃないんだと言う真尋。そんなことでごたごたしている間に、真尋の心が保管庫からなくなっていた! 僕がお騒がせしたせいですみません! と平謝りの蒼。別に気にしなくても良いが、真尋は、蒼を助手にする。
  • 序盤はまだ距離のある二人。久藤が間に入って取りなしている。修行と言うことで色々と付き合わせる神波。怖い人だなぁと思いつつもパワハラはされないのでついていく蒼(2話分くらい)。
  • 徐々に蒼が真尋周辺に馴染んでいく。この辺で久藤が「魔女が心を切り離す理由」について説明する。うっかりで、さらっと「真尋の心はそんなになかった」みたいなことを言う(そんなもん先代魔女と本人しか見てないはず)。ラストで「あ! そう言えばあの時!」ってなる。1の延長で距離はありつつもちょっとずつ慣れていくターン。(1話くらい)
  • 実は心がどっか行っちゃって不安な真尋が蒼にだけその胸の内を吐露する。その時に恋に落ちる蒼(この時は無自覚)。あゆみさん(先代魔女)に話を聞こうかな~とか思ってる(1~2話)。
  • 真相に辿り付く。多分あゆみさんあたりに「切り離した心は先代魔女と本人しか見られないからね~」みたいなことを聞かされて「エッ」てなる。「瓶の大きさで当たりはつくでしょうけど」
    久藤から真尋の心を取り返そうとするが、業者のツテで色々飛び道具(変わり種的な意味で)を持っているためボコボコにされる蒼。最終的に取り返して窃盗の罪で警察へ。あとで千人委員にもかける。
    「どうして私の為にそこまで?」
    「あなたのことが好きだから。今は応えてくれなくても良い。いつか返事を聞かせてください」みたいな感じで終わる。(前後編の1~2話)
だいぶすっきりした気がいたしますね。

もう中の話も全部バッドエンドBL痴情のもつれで良いかな(良いことはない)。
一応、真尋以外の魔法使いの存在についても整理しないといけないんですがとりあえずこんなもんで。次回はこの町の魔法の扱いについて整理したいと思います。
多分心を切り離す術はなんか大変だからそれ以外の困りごと(悪霊退散とか)は千人委員甲斐がやっていることにしよう。

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