作品は全然更新してませんが、一応書いているものはあるのでそれの進捗を晒します。
そう言えば私は自作のネタバレを全然厭わないタイプなのでばんばんネタバレしていきます(プロットから見せていくタイプ)。
今回は設定の部分からなのでよりネタバレです。
そう言えば私は自作のネタバレを全然厭わないタイプなのでばんばんネタバレしていきます(プロットから見せていくタイプ)。
今回は設定の部分からなのでよりネタバレです。
どんな話?
現代ファンタジー+ちょっとだけBL(ML?)です。現代のどこかの町にひっそり魔法使いがいて、町で起こる事件を解決するとかそう言うタイプの話です。なにを隠そう私が一番好きなタイプの話。
こういう、日常にちょっと超常が混ざってくるタイプの話大好きなんですよ。
一応仮で主人公(男)が就く役職を「魔女」と呼んでいますが、なんかもうちょっと良い呼び方ないかなと思案中です。魔女は襲名というか代替わりするんですけど、主人公が襲名するところから始まります。
「魔女」って要するに「その町の魔法使いで一番すごいことになってる人」なんですけど、主人公は20歳の若さでそれを襲名することになります。で、この「魔女」って役職は、町の人の色んな悩みとかもめ事の解決に当たらないといけないから、贔屓とかしちゃいけなくって、そのために「贔屓心」みたいなものを分離してしまっておくということをするんです。
で、主人公の真尋(まひろ)って言うのはたいそう冷たい奴なので「私にそんな心があるとは思えない」って言いながらもとりあえずその「心」を分離してしまっておくんですね。
これが盗まれる、と言うのが物語の発端です。プロローグで語られ、最終犯人を見つけてとっ捕まえる、と言うラストになります。
ちなみに盗んだのは真尋に懸想している道具屋の男(友達)で、こいつが盗んでおきながらずっと友達面をしている……と言う最悪なムーブメントをかましていると言うのがこの小説の嫌なところになります。
「藤崎先生、お役目お疲れ様でした」ぶっちゃけここだけ抜き出されてもなんのこっちゃって話になるとは思いますが、この「久藤さん」がその犯人です。ここで鳴いてる鴉が実は久藤の手の者なんですけどそれはまあエピローグ近くで明かしてゆく、みたいな感じになります。
「ありがとう。こちらが新しい『魔女』さんですよ」
「これはこれは、魔女殿」
「ふざけるなよ」
真尋は呆れてうんざりした顔をする。怒っているわけではなく、これが普段通りの二人のやり取りだ。直久が軽口を叩き、真尋がそれに呆れる。それをずっと見てきた藤崎は、微笑ましくそのやり取りを眺めていた。
「久藤さん、彼を変わらず支えて下さいね?」
「ええ、勿論です。な、真尋。何かあったら言えよ?」
「物入りなら頼む」
「こいつぅ」
方眉を上げただけの真尋の肩を軽く小突く。その時、どこかで鴉が鳴いた。直久は空を見上げ、
「おっと、早く帰れと言わんばかりだな」
「そうだ。早く先生を送って差し上げろ」
「まあまあ、私の事は気になさらず」
「そうは参りません。さ、先生、こちらへどうぞ」
直久は助手席のドアを開ける。藤崎が乗り込むと、ドアを閉め、自分も運転席側に回った。真尋にウィンクを投げ、
「それじゃあ、お休み、真尋。就任おめでとう」
「……ありがとう」
こんな感じで、ぼちぼち書き進めているので、また進捗を載せに来ます。
連作短編予定なんですけど、ある程度書いてからじゃないと止まっちゃうからね……。
ということでまた進捗載せたらよろしくお願いします。
PR
コメント