年明け早々ホラー小説のプロットを考える記事を書いています。
ひとまず簡易プロットのおさらいをしましょう。
- 商店街の幽霊騒ぎが起こり、武藤から森澤、浅見と事件が引き合わせられる。
- 浅見が見て回ると、幽霊はどうやら商店街は素通りしているらしいことがわかる。
- 幽霊は江戸時代の怨霊が何らかの形で復活し、富豪の子孫に仕返しにしに行っていた。
- 阻止して人形に憑依させてお祓いに持って行くが、神職に「これ、本当に何かありますか?」みたいなことを言われる。
ここから更に詳細を詰めていきます。
【1】
・商店街の幽霊騒ぎが起こり、別件で来た武藤がその話を小耳に挟む。森澤に「お前、廃ビルの幽霊騒ぎ解決したよな?」と話を持ち掛ける。
・とりあえずこの前の恩もあるので話だけ聞く森澤。「警備会社に頼めば?」と言って知ってる警備会社(浅見のいるとこ)の名前を挙げたら浅見が来ることに。
・何だかんだで森澤も会社に無理を通して警備ロボットを連れてくる。
【2】
・ロボットが追跡したり、浅見が物陰から見守ったりするが、幽霊はロボットも浅見も気にした様子は見せず、商店街を素通りしているらしいことがわかる。
・更に追跡したところ、昔からの金持ちの家の前で立ち止まり、消えることがわかった。
【3】
・金持ちに話を聞いてみる。最近、やその人の人生の中で、なんか幽霊に恨まれるようなことは多分ないのではないかな……と言う話になる。
・幽霊を改めて見てみると、これ和服では? と言う話になり過去の歴史について調べられる。
・郷土史家が「一代だけすんごいあくどいのがいた」と言う話を見つけてくる。
・とりあえず幽霊というか怨霊の目的はわかった。話して聞く相手じゃなさそうだから騙すのが良いか……と言う話になる。
【4】
・人形に金持ちの髪の毛を巻いておびき寄せる作戦に出る。幽霊は人形を破壊して気が済んだのか消えていく。
・しかし、数ヶ月後、再び商店街に謎の影が……。
こうか。ラストがまた変わりましたが、よく考えると「そんなすごい調伏手段」って言うのを持たない人たちなんですよね。身代わりの人形が関の山だと思う。
前作が32,000字くらいだったんですよね。と言う事で起承転結ごとに8,000字ずつくらいか……そんなに書こうと思ったらもうちょっと詳細詰めた方が良いかな。
「セキュリティ~」は60,000字目指して起承転結だけ決めてちまちま書いてたら半分で終わっちゃったんですよね。武藤がいなかったら30,000いかなかったんじゃないかなこれ……。
という感じで、次回はここから更に細かく決めていき、事実上の下書きを作って行こうと思います。
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